​​WILLOW

　２００９年に福岡で営んでいた飲食店「もんじゃ鉄板焼下町屋」を社員に譲り、嫁さんとともに能古島へ。その後、島で生まれた3人の子供達と島暮らしをしながら嫁さんはデザイナー、僕は商品プランナーとして活動中。

　​パッケージデザインが商品の中身やつくり手の思いをきちんと伝えるべきなのは当たり前。しかし、商品の良さやつくり手の想いの素晴らしさをいくらきちんと伝えても、世の中にある数えきれないほど多くの商品の中で、興味をもってもらい、手に取ってもらい、実際に買ってもらうのは大変なことだ。

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　商品やつくり手の情報をきちんと伝えるだけではなく、そこに他とは「ちょっと違う」、人によっては「余計な部分」と思われてしまうような「個性的なデザイン」や「仕掛け」を加えてあげる事で、売場に並ぶ沢山の商品の中で「ちょっと気になる商品」にするのが僕らの仕事。

　僕らの関わらせて頂いた商品に興味を持ち、実際に購入し、商品の良さを感じてるくれた方が、その商品の魅力を人に伝え、商品が広がっていく。そして、それが新たな商品や物語の連鎖を生む為の種となっていく。そんな個性的で魅力的な輝きを放つ商品を生み出すことができたらどんなに楽しくて幸せな事だろう。

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有限会社ウィロー　代表　浅羽雄一